概要
Java開発環境を構築するうえで、必ず用意しないといけないものは「JDK」です。
【Java(JDK)とは?】
Java言語でプログラミングを行う際に必要な最低限のソフトウェアのセットです。
Javaの開発元であるSun Microsystems社が開発、配布しています。
コンパイラやデバッガ、クラスライブラリ、Javaプログラム実行環境(Java仮想マシン)などが含まれます。
また、統合開発環境である「eclipse」も用意しておくと、Java開発の手助けになります。
【Eclipse(イクリプス)とは?】
様々なプログラミング言語に対応した開発ツールです。
元々はIBM社が開発していましたが、現在ではオープンソース化され、誰でも無償で入手・改変・再配布できるようになっています。
当スクールのパッケージをダウンロードすれば、両方とも含まれているのでインストールが完了すれば直ぐにJavaの開発をスタートできます。
Step1. Javaパッケージのインストール
1.Javaパッケージのダウンロード
以下のURLからJavaパッケージをダウンロードします
2.ファイルの解凍
ダウンロードしたパッケージを解凍します。
デスクトップ上にダウンロードしたファイル名(kis_struts_pkg_ver1.1.zip)を確認し、問題なければ解凍します。
パッケージを解凍すると「kis_struts_pkg_ver1.1」というフォルダが作成されます。
3.パッケージの配置
・コンピューターから「Cドライブ」をダブルクリックします。
「Cドライブ」のフォルダ内で右クリック→新規作成→フォルダーを選択します。
・新しいフォルダーを「usr」にリネームします。
usrフォルダ内へJavaパッケージを移動(ドラッグアンドドロップ)
4.Javaパッケージの確認
配置したkis_struts_pkg_ver1.1フォルダー内に3つのフォルダーがあることを確認してください。
- pleiades:eclipseやJDKがあるフォルダー
- workspace:Javaファイルを管理するフォルダー
- xampp:データベースがあるフォルダー
これでJava開発環境のインストールは完了です。
Step2. Java動作確認
1.eclipse.exeの実行
「C:¥usr¥kis_struts_pkg_ver1.1¥pleiades¥eclipse」フォルダー内にある「eclipse.exe」をダブルクリックします。
2.ワークスペースの選択
ワークスペースはデフォルトの「../../workspace」のままで「OK」ボタンを押下します。
3.Javaプログラムの動作確認
以下のURLを参考に、Javaプログラムが動作するかご確認ください。
また、当スクールで学習中の方は、テキスト「初めてのプログラミング」でも動作確認できますのでここでの動作確認はスキップ可能です。
http://se-java-school.com/itstudy/java/helloworld/e_hello.php
以上で、Java開発環境構築 (Eclipse+JDK)は完了です。
ソフトウェアサイズ: 76,445,080 バイト(約76MB)
※もし、上記のJDKではなく、最新版をインストールしたい場合はこちら: 《最新版のJDKをダウンロードはこちらへ》(この場合はバージョンを合わせながら進めてください)。
Step2. Java(JDK)インストール
※ここから先のインストール説明には、Java(JDK)を利用するために必須ではない講座用のカスタム設定が含まれています。
これを行うかどうかは任意ですが、講座の説明はこの設定がされている前提で進められますのでご了承ください。
※ 説明文中の「円マーク(¥)」は文字コードの都合上すべて全角で入力されています。インストール先の指定等でコピーして利用する場合はそのままだとエラーになりますので、お手数ですが半角の円マークに修正してください。
ダウンロードした『jdk-6u11-windows-i586-p.exe』ファイルをダブルクリックしましょう。 (セキュリティの警告などが出るかもしれませんが、かまわず実行をクリックしてください。)
使用許諾契約についての確認
『jdk-6u11-windows-i586-p.exe』ファイルをダブルクリックすると使用許諾契約についての同意確認の画面が表示されます。
同意できる場合は、同意するボタンをクリックしてください。
カスタムセットアップ
『同意する』ボタンをクリックすると次のような画面が表示されます。
以下の画面は、インストールするモジュールの指定とインストール先フォルダの確認を行う画面です。
今回のインストールではモジュールはデフォルトのままインストールします
インストール先を変更するために、『変更』ボタンをクリックしてください。
インストール先フォルダの変更画面です。
デフォルトのフォルダ名「C:¥Program Files¥Java¥jdk1.6.0_11¥」から「C:¥usr¥java¥jdk1.6.0_11¥」に変更し、『OK』ボタンをクリックします。
※大文字小文字に注意して入力してください。
フォルダ名を変更後『OK』ボタンをクリックすると、インストールするモジュールの指定とインストール先フォルダの確認を行う画面に戻ります。
インストール先が正しく変更されているか確認し、問題がなければ『次へ』ボタンをクリックしてください。
『次へ』ボタンをクリックするとインストールが始まります。
インストールがある程度まで進むと、別のウィンドウが開き、JREのインストール先を確認する画面が表示されます。
こちらもインストール先を変更するために、『変更』ボタンをクリックしてください。
デフォルトのフォルダ名「C:¥Program Files¥Java¥jre6¥」から「C:¥usr¥java¥jre6¥」に変更し、『OK』ボタンをクリックします。
※大文字小文字に注意して入力してください。
フォルダ名を変更後「OK」ボタンをクリックすると、JREのインストール先を確認する画面に戻ります。
インストール先が正しく変更されているか確認し、問題がなければ「次へ」ボタンをクリックしてください。
『次へ』ボタンをクリックするとJREのインストールが始まります。
インストールが完了するまでお待ちください。
以下の画面が表示されたらインストールは完了です。
『完了』ボタンをクリックしてください。
インストールされたフォルダの確認
「C:¥usr¥java¥」フォルダ内に以下の2つのフォルダができていることを確認しましょう。
Step3. Javaインストールの確認
コマンドプロンプトを使ったインストールの確認
JavaJDKがきちんとインストールされているか確認します。
コマンドプロンプトを開いて、以下2つのコマンドを入力しましょう。
C:¥Documents and Settings¥ユーザ名>C:¥usr¥java¥jdk1.6.0_11¥bin¥javac -version
C:¥Documents and Settings¥ユーザ名>C:¥usr¥java¥jdk1.6.0_11¥bin¥java -version
※黒文字の部分はお使いの環境により異なる場合があります。コマンドプロンプトを起動した状態から赤文字のコマンドを実行しましょう。
※コマンドプロンプトを開く方法
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」をクリックする。
javaは実行環境、javacはコンパイルする環境、この二つの環境が1.6.0_11になっていれば、当スクールが推奨するバージョンが正しく反映されたことになります。
※この二つのバージョンが合っていないと、コンパイルと実行がうまくいきません。もしバージョンがずれていたら、旧いバージョンを削除すると良いでしょう。
コントロールパネル→アプリケーションの追加と削除から、 旧いversionのJavaを削除することができます。
以上で、JDKのインストールは完了です。